みかんがみっかんない

無力なアタシの、不甲斐ない毎日。

3分の1も伝わらない

 
普通の、または予想した程度を越えた状態を表現するとき、「すこぶる」という。
関西弁で言うと、「めっちゃ」より上で「ごっつ」と同等かちょい上くらいのイメージ。知らんけど。
 
 
でも、個人的には「すこぶる〇〇~」と言われても「もんのすげぇえ!!」という感じがしない。
なんとなく語呂的に、「しくじる」とか「どんくさい」みたいな意味してそうだ。
 
 
「すこぶっちゃってさぁ、浮気バレちゃったんだよね~」みたいな
 
「うわっ寝坊してブラつけてくるの忘れちゃったよ~」「ちょっとまじすこぶる~~」みたいな。
 
 
 
どうですか?
 
 
 
私が思うに、最初のほうにサ行とカ行を発音するのがよくないと思う。
さしすせそとか調味料だし、かきくけこは軽快な印象。
 
そんなサ行とカ行がセットだったらそりゃダメだよ。ダメダメ。
 
 
そこで後ろに移動してもらいました。
 
 
 
 
「ぶるすこ」
 
 
 
 
どうでしょうか。
「すこぶる」に比べて、はるかにものすごく感出てませんか?
 
 
濁音が最初にくるのは効果的。
実際、「濁音」っていうこの言葉ももうそれはそれはダックダクですよね。
とめどない感じがすごくある。
 
 
「すこぶる美味しい」より、「ぶるすこ美味しい」のほうがぉぉぉおおおうんめぇぇえええって感じしますよね。
 
「すこぶる眠い」だと、春の陽気でふわふわしているからお昼寝がしたい程度だけど、「ぶるすこ眠い」だと、まじで最近仕事忙しくて寝れてないから今日こそは早く帰りたいってくらい眠そう。
 
 
先日、会社の方に「山田さんって変わっているよね。言葉を選ばず表現するならすこぶる変わってる」って言われたんですけど、なんか何も伝わってきませんでした。
B型の女は変わってるって言われると喜ぶんだろみたいな、とりあえずそうしときゃ正解みたいなノリで言われたような軽率な印象ですね。
 
だから「すこぶる」はほんとにダメ。
「ものすごく」って意味だったとしてもちょっと相手を馬鹿にするような、「すこぶる(笑)」って感じ。
 
「ぶるすこ」だと、「ぶるすこ(胸熱)」って感じだからおすすめ
 
 
 
私は、自分が発した言葉なんて、同じフィーリングで相手に伝わってることなんてあるのかな?と思うことがよくある。
例えば同じ美味しいでも、人それぞれ美味しいに対する重要度は違うわけで、私が「これ、美味しいね!!!」と言っても相手には「うん…美味しいけどそれがどうしたの?」という程度なのではなかろうか。
 
 
 
私は季節ごとに「匂い」があると思っていて、気温とか街の雰囲気とかじゃなくて、風の匂いで「あ、春だ」と気づく。
 
 
あっ・・・この匂い・・・この匂いをかぐとあの曲が聴きたくなるな。そういえば新社会人になったときいつも聴いていたんだ。懐かしいな、もうあれから4年経つのか、あの頃描いていた夢や目標はいくつ叶えられろう?目指すものがずいぶん変わった気がするよ。思えば環境も変わった。あの時の彼氏はいまどこで何してるかな。生きてるかな。バカだったから女に刺されて死んでいるかもしれない。それも定。君にもらったスニーカーだけは今でもこの足で生きているよ・・・「春だねっ」
 
「ん?そうだね~春だね~。お花見したいな!」
 
 
と、このように私の発する「春だね」と友人Kの発する「春だね」には差異があるように思う。
 
春に込める想いの重さ。
 
 
私のは、物語は4年前にまで遡り、かつての恋人に思いを馳せギュッと締め付けられる胸からついついこぼれ落ちた「春」なのに、このKときたらお花見だと・・・しかも彼女がイメージしているお花見とはおそらく「はらはらと風に散る桜」ではなく「スミノフ」「焼き鳥」「おだんご」「夜桜合コン」だ。
 
 
だから自分の発言はまじでなにも相手に伝わってない。
 
まあ「すこぶる」に関して言えば、その言葉の正しい意味で私が感じ取っていないだけなんですけどね。まあね。それだけなんですけどね、ええ。
 
 
ちょっと収集がつかないのでこのへんで終わっておきますね。
 
ぐっばい!