みかんがみっかんない

無力なアタシの、不甲斐ない毎日。

イケメンとハンサムと男前の違いについて

 

世の中にかっこいい男性はたくさんいる。

個人的に「イケメン」と「ハンサム」と「男前」は違うと思う。

 

イケメンは、とにかく爽やかさが売り。かっこよさとかわいさの両方を兼ね備えている。

汗が輝いて見える。

塩顔〜醤油顔あたり。

彼女には、犬っぽいと言われることが多い。瞳の奥がキラキラしている。

 

ハンサムは、目鼻立ちがはっきりしていて白人のハーフっぽい。少し日本人離れしている。

汗はかかない。

かっこいいというより、美しい。

美しさ故に、すこし冷たい印象がある。

 

男前は、いわゆるソース顔。濃い。しっかりくっきりと日焼けをしている。

汗が良い意味で泥臭い。

男の中の男という感じで、頑固そう。結婚したら亭主関白になりそうな感じ。だけど情に厚くて、案外涙脆い。

どしんと構えているのに、ふと笑った時に幼さが垣間見えてときめく。

 

というような話を合コンとかですると、「じゃあ俺は?」と問うてくる男性がいる。

そして、そういう男性は決まってどれにも該当しない。申し訳ない。

イケメン、ハンサム、男前はあくまでかっこいい男性をさらに細分化したものであって、すべての男性をカテゴライズしたものではないからである。申し訳ない。

 

そして、イケメン、ハンサム、男前にさらに私が独自でカテゴリを追加するのであればそれは間違いなく「尾崎豊的愛おしさの男」であろう。

 

それはまず第一に尖っている。自分の存在が何なのかさえわからず震えている。そしてなにより寂しそうな横顔をしている。甘えるのが下手な優しさに似たRock'n roll。

汗ではなく涙を流している。

転がり続けてこんなとこにたどり着いてしまっている。

 

たとえ一見、イケメンやハンサムや男前だったとしても、これらの条件が当てはまれば尾崎豊的愛おしさの男にカテゴライズされる。

 

ちなみに私が1番心を奪われるのは、もうおわかりでしょう。尾崎豊である。

ひとつに重なり生きてゆく恋を夢見て傷つきたい。きしむベッドの上で優しさ持寄り、きつく体抱きしめ合いたい。

 

彼はもうこの世にはいない。

ジョン・レノン(The Beatles)、HIDE(X JAPAN)、坂井泉水(ZARD)、若くしてこの世を去ってしまったカリスマはたくさんいる。

あるいは、若くしてこの世を去ってしまったからこそカリスマ的存在として人々の心に生き続けるのかもしれない。もはや伝説のような。

 

尾崎豊がもし生きていたら、彼は今51歳だ。

カドがとれて丸くなって、ついでに体も丸くなって、笑った顔に皺がよる尾崎豊なんて、どれだけほっこりする話だよ。

彼がくすぶったままに姿を消し、それを更新せずにいるからこそ巡りゆく時代の中で、いつまでも支持されるのかもしれない。

若者はいつの時代もくすぶっているし、どれだけ文明が発展しようと思春期は苦いし、私のような思春期をこじらせて反抗期を卒業できない馬鹿野郎だっているはずだ。

 

だからみんなで尾崎豊を聴こう。

私はyoutubeでライブ映像を観ながら自宅で酒を飲むニートなので、分かち合う仲間が欲しい。